◆ HSP最速王座決定戦 AE86ワンメイクレース最終戦 ◆
◆ 最後を締めくくったのはこの男!中川 徹 2戦連続のポールtoウィン!
■ まずはホットスタッフがフロントローを独占し、今日こそワンツーフィニッシュか?と期待していましたが・・・
前回の優勝で60kgのウェイトを載せた中川選手は初めての経験に戸惑いながらも
積極的に攻め、「大人の走り?」で見事最終戦を飾りました。
しかし、今回本当に面白かったのは2・3・4位の大バトルでした、まずはスタートシーンから・・・
■ 「2度ある事は3度ある」古くから伝わる日本のことわざですが、まさか最終戦まで・・・
小林選手、またもスタートで車が前に出ません!中川選手が十分に前に出ているのに
小林選手の86はまだスタートラインをわずかに超えたくらいの位置で3位の西海選手に並ばれてしまってます
勿論、この後西海選手が前に出たのは言うまでもありません、前に出しては一番いけない男を
またも先行させてしまったのです、「ベテラン・いぶし銀」と言われる西海選手ですが
私に言わせれば「いやらしい、ねちっこい」と言いたい、そう「レースのやり方を知っている男」
持ち前のドライビングテクニックとレース運びの上手さに後続車は成す術も無かったのです
■ 2位以下を引き離して独走態勢を固めつつある中川選手に対して、2位・3位・4位はほぼ「ダンゴ状態」で
どちらかと言うと「西海選手のペース」でレースが形成されつつありました。
■ 果敢に何度も西海選手にアタックする小林選手でしたが、そう簡単には前に行かせて貰えません
西海選手は前日の練習走行でミッションを破損してしまい、急遽ノーマルミッションとファイナルで
今回のレースに参戦していました、しかし人間自体がフルクロスなので、本人は大変だったと思いますが、
見ている分にはそんなハンデを全く感じさせない走りをしていましたね。
■ 均衡が破られた瞬間です、ちょっとブレていますが、小林選手ついに2位をもぎ取りました〜・・・・
と思ったのもつかの間、2コーナーでアウト側に行ってしまった小林選手のインに西海選手が刺さり込み
3コーナーを立ち上がって来たときはやっぱり西海選手が2位に戻っていました
ラインの使い方、レース運びは2枚も3枚も西海選手が上手(うわて)だったと言う事です・・・
■ 今回はなんと予選前に全車ノーウェイトによる「ガチンコタイムアタック」をやったんです!
■ その結果がコレです。
■ くぅぅっっ!1位2位は当社エンジン搭載車です♪ちょっと嬉しい45秒台!でも西海選手はノーマルミッションでこのタイムですから
クロスのままなら45秒台確実でしたね、北ノ沢オヤシ゚ーズパワーをナメちゃいけません!
4位以下も47秒台続出で、レースとなればいつ何があってもおかしくない面々だと言う事がお判りになると思います。
■ ちなみに正式な予選タイムは・・
ちなみに1位〜3位までのウェイトは1位中川選手60kg・2位小林選手は90kg・3位西海選手120kgです。
ノーウェイトだったガチンコ対決のタイム表と比較して見て下さい、重量がダイレクトに影響というのがおわかり頂けると思います。
■ これで今年のAE86ワンメイクレースは全て終了致しました
回を重ねるごとに台数も増えて盛り上がると同時にレベルも物凄く高くなって来ましたね
ギャラリーの注目度も格段にUPし、HSP最速王座決定戦のメインイベント?に成長しつつあります
ご協力頂いた北海道スピードパークさんを始め、参加者の皆様も本当にお疲れ様でした。
すでに来年度を見据えて動き出している方も多いのでは無いでしょうか?
すでに当社より新発売の4AG用鍛造ピストンをご購入されたドライバーさんもいますから…(笑)
2006年が大変楽しみですね♪
今期ギャラリーだった86乗りの方も来年は参加してみませんか?
◆ パドック拾い撮り
■ メンテナンスに余念が無いのは参加車中唯一の車検付きストリート仕様早坂選手のトレノです。
でも・・・車をイジっているのは「お父さん」なんです、息子の走行をビデオに収めるべく高性能ビデオカメラを駆使して
タイムUPに貢献しています、時折お父さんが息子に檄を飛ばす姿は巨人の星のようです(笑)
■ 朝から北ノ沢オヤジーズの皆様が慌しい動きをしています
前日の練習走行でミッションが破損したため、急遽ノーマルミッションに載せ換えて
デフもノーマルファイナルに戻している所です、こうしたみんなの力があってレース結果が残せるのですね。
これぞオヤジスビリット!!(日本語では中年根性と言います・笑)
■ 今度はボンネットをカーボンにして来た北ノ沢オヤジーズの西海選手です
はいはい、そんな指を指さなくてもちゃんと撮りましたからね(笑)
なかなか軽くて仕上がりも良く、この写真写りで密度の濃いカーボン具合がおわかり頂けると思います。
あえて「ダクト」がついて無い所が良いと思いませんか?ストリートユーザーにも最適では無いでしょうか?
量産体制が整ったら発売になるのでしょうか?お問い合わせは「ホットスタッフまでお気軽にどうぞ」(笑)
■ おおっっ!最終戦の為に新品タイヤで乗り込んで来たのは「イジリー西川」選手
レースの為にタイヤを新品にするなんて珍しく無い事なんですが
イジリーさんが新品にして来たからニュースになるんですね〜
(きっと前回までのタイヤが磨耗して使えなくなったからだと思いますが・・・)
かつての彼は溝さえあれば何でも履いて、それでいてそれなりに走ってしまう不思議さがありました
最終戦当日は「もうイジってませんからね、イジリー返上です」って言っていましたけど、
イジらずにいられない貴方の性格はみんな知ってますよ(笑)来年もイジってね!
■ AE86ワンメイクレースとは関係無いのですが、ここに掲載しちゃいます。
うそ2000(3号車)のMさんです、CBY製のオーバーフェンダーに変更゙してタイヤもより一層太くなり
物々しい雰囲気に仕上げて来ました、やっばりオーバーフェンダーに深リムは良いですね!
◆ 写真館
■ 当社のお客様にフォトスタジオを経営されている方がおりまして、先月の私の画像を見て
いろいろとご指導してくれました、言われた通りにやったつもりだったんですが…
■ ブレちゃうんですよ…シャツタースピード1/125です。
■ もう少し車がクッキリ写っていれば良かったと思うんですけど…
■ これもブレてなければいい感じだと思うんですよね…
1コーナーなので捕らえるのが大変なんです…
■ 車がちゃんと納まっていれば…
来年のレースまでこの手の画像を撮影する機会はありませんが
オフシーズンの間に色々と研究してみます
でも、カメラってハマるとお金が掛かって大変な事になるとか…(汗)