◆ HSP最速王座決定戦 AE86ワンメイクレース第5戦 ◆
◆ 刺客を送り込むのは選挙だけではなかった!復活「中川 徹」ポールtoウィン!
■ 今回のエントリー常連組の6台に対しホッスタッフが送り込んだ刺客は
当社渾身の5AG16Vを搭載し、十勝クラブマンコースではNAのAE86で未だ最速タイムを保持している中川選手!
数年ほど走る事をお休みしていましたがブランクを感じさせないアグレッシヴな走りは健在!
勝つ事を義務付けられていた彼は見る者を圧倒させるに十分なパフォーマンスを披露、
しかし決勝では「大チョンボ」が心配されます。
2番手の小林選手は90kgのウェイトハンデを物ともしない予選タイムでこの位置に着け、
北ノ沢オヤジーズの西海選手は120kgのMAXウェイトにもめげず「トップを狙える位置」を逃さなかったのでした。
前回の覇者「イジリー西川選手」はやっぱりカムをちょっとイジって来たようです、
ウェイトが搭載された事でリズムが違うのか?不本意な6番手スタートとなったのでした。
■ 予選順位2・3・4・6位の車両は全てウェイト搭載車ですからもの凄い接戦・混戦ですね!
西川選手が予選6位と言っても3位との差は「まばたき」1回分くらいですよ!
■ さて、お約束のスタートシーンです。
■ あれれ??小林選手どーしちゃったの??スタートがトラウマになってしまったのでしょうか?車が前に進んでいません
中川選手は危なげないスタートを決め、西海選手は割って入ることに成功!
「円熟の技」とでも申しましょうか?本当にこのおじさんはミスをしませんし、「他人のミス」を見逃す事がありません。
ウェイトを積んでいない中川選手はみずすましのようにスイスイ後続を離して行き「楽勝ペース??」
2位の西海選手と何とか3位に着けた小林選手の死闘は最後まで続きます。
楽勝か?と思われた中川選手は予定通り1回目のスピン!しかし十分な差を広げていた為
とりあえずは1位のままコースに復帰するも、彼の狙いは違う所にあったようでまたもスピン2回目(汗)
見ている方は気が気でなりません、それでもまだ1位を死守、このまま安全運転でフィニッシュして欲しいなぁ?と思っていたら…
ラスト2周の所で3回目の「大スピン」さすがに今回は2位争いをしていた後続2台に先行されてしまいます。
しかし、すぐにコースへ復帰しノーウエイトと十分なエンジンパワーにモノを言わせて
あっ!と言う間に追い付き、サックリと2台をスルーパス!しっかり1位を頂いちゃったのでした。
■ それにしても2位争いは手に汗握る接戦でした、小林選手は何度もオーバーテイクを試みるものの・・・
手の届く所にいながら抜かせないもどかしさ、これぞレースと言えましょう。
レース中はずーっとこんな感じです↓
■ そう簡単には抜かさせない西海選手、ゴール時にはここまで迫った小林選手なのでした↓うーっ!悔しいですね〜
■ 回を重ねる毎にボルテージが上がるHSP最速王座決定戦「AE86ワンメイクレース」
最終戦は10月9日 中川選手にも60kgのウェイトが搭載されるため
誰が勝つのか?全く判らないレースになるでしょう。
ラップタイムはほぼ横並び、ワンミスが命取り、大番狂わせだって十分に「有り得ます」
最終戦に間に合わせるべく車両製作をしている情報もありますから
今期最も盛り上がる戦いになる事でしょう。
今からワクワクしてしまいます、本当に楽しみですね♪
◆ パドック拾い撮り
■ 今回も予選中のエアーチェックに大活躍のチームイシナカ軍団です。
一糸乱れぬ正確な動作はアメリカの海兵隊を彷彿させます。
エアーチェック後、まるで特攻機を戦場に送り出すが如く全員が最敬礼をする姿はあまり知られていません。(ウソです♪)
■ 西海選手の車内です。
ウェイトはこのように積まれています。農家が使う麻袋みたいな袋に「ホームセンターで買って来た?」
砂を30kgずつ詰めてベルトで固定します。
しっかり固定しないとレース中に砂袋が動いてしまって車の挙動に影響を与えてしまいますから、
縛ることだって真剣そのものです。でも、ホントにこんなに沢山の砂をホームセンターで買っているのかなぁ?(笑)
■ 小林選手もこんなに砂袋を…
重そうですね〜(汗)
■ 今回の覇者である中川選手もレース終了後、早速60kgのお土産を頂いたのでした(笑)
■ やっぱり新規参入マシーンは気になるもの、あーでも無い、こーでも無いと会話している間に・・・・
■ 新規参入者である彼はライバルのマシンが気になる訳でして・・・・
■ 西海選手、今度はフロントフェンダーをカーボンにしてきました、こちらも某メーカーの試作品で発売予定もあるそうです、
結構薄めに作られていて、ウェットカーボンでありながら軽量化の目的を十分に果たせる仕上がりになっているようです。
いくらで売り出されるのでしょうか?
発売時は当社とタイアップしましょう!(笑)
■ 予選終了後、笑顔で密談しているのはイジリー西川氏と北ノ沢オヤジーズです。
最近ヤケに緊密なのが気になりますが要するに何かと理由を付けては「祝勝会」「反省会」「打ち上げ」など、
もっともらしいタイトルで一席設けているようです。
酒が進み人間回転数がレブに当る頃の会話を盗み聴きしてみたいものですね〜(笑)
ちなみに、一番奥でタバコを燻らせている方はかつて北海道のダートトライアルでB310サニーが全盛だった頃、
その名を轟かせていた重鎮「西谷」氏です。
今回は久しぶりに西川選手の86で別クラスに参戦、20年以上乗っていないのに西川氏を凌ぐタイムで疾走!
健在ぶりを誇示したのでした、やっぱり速い人は何時乗っても速いですね!
◆ 写真館
■ 最終戦も頑張っていろんな写真を撮りますので宜しくお願いいたします!